2018年12月 札幌市西区「メディカルスクエア二十四軒」に開院の整形外科医院「だい整形外科クリニック」 

PRP療法

人工関節以外の切らない選択肢『PFC-FD™療法』

当院では「いまの治療に満足できないけれど、手術はしたくない...」といった患者様に、
PRP療法(再生医療)の一種である【PFC-FD™療法】をご紹介しております。

バイオセラピー【PFC-FD™療法】とは

ご自身の血液から血小板由来の成長因子を抽出し、患部に注入する治療法です。
血小板には様々な『成長因子』が含まれており、この成長因子には組織を修復する成分と炎症を抑える成分があります。これを利用して痛みや炎症を抑える効果を期待する治療法です。
詳細は下記動画をご覧ください。

従来の保存治療では症状の改善が得られなかった患者様にも、疼痛を抑える効果が期待され、保存治療・手術治療以外の選択肢として注目されています。

他の治療法で効果が無かった方や、手術は出来れば避けたい方はぜひご相談下さい。

【PFC-FD™療法】治療の流れ

  1. 関節の痛みや違和感の程度、これまでおこなってきた治療についてお伺いします。
    必要に応じてレントゲン撮影等も行い、病状を確認します。
  2. 自己血液を約50ml採取し、厚生労働省認可の細胞加工センターに送り、検査・加工します。
  3. 約3週間後、損傷部位に血小板由来の成長因子【PFC-FD™】を注射します。

PFC-FD™療法の費用について

PFC-FD™療法は自費診療になります。保険診療の適応ではありません。
総額 165,000円(税込)

※採血後に感染症が確認された場合は治療中止となり、その場合は採血料の13,200円のみ費用がかかります。
PFC-FD™は、セルソースの提供する商標です

PFC-FD™療法についてよくある質問

Q:高齢でも治療を受けられますか?

A:手術を行わない注射による治療ですので、高齢の患者さんでも受けることが可能です。
ただし、関節の状態によっては、年齢にかかわらず手術が適していることもありますので、
医師とよく相談することが大切です。

Q:副作用はありますか?

A:患者さんご自身の血小板から抽出した成分を注入するため、重い副作用は少ないと考えられます。
ただし、注射による一般的な副作用(痛み、赤み、腫れなど)が起こる可能性はあります。

Q:軟骨は再生されますか?

A:残念ながら軟骨の再生は期待できません。
成長因子の効果により、痛みや炎症を長期間抑える事を期待する治療です。

Q:関節以外の症状で治療を受けられますか?

A:肘の靭帯損傷や、アキレス腱など筋肉や腱の症状に対して適応となる場合があります。
患者さんによって異なるため、まずは現在の症状を医師にご相談ください。